kudan + unityを使ってお手軽ARをやってみよう!(iOS編 1/2 まずはmacで動かす)
どうも、つくるラボメンバーTsukasaです。
先日、我々つくるラボ with B(つくるラボメンバー+当日知り合った素敵なメンバー)でXRハッカソンに参加してきました!
僕らのチームはVR + AR + ロボット制御を使ったシステムを開発し、見事ファイナル進出!開発の中でARライブラリであるkudanを使いたかったのですが、ハッカソン内ではうまく動作せず。。。後日追加調査により動かすことができたのですが、ハマったところがいくつかあったのでメモレベルで残しておきます。本日はまずmacで動かすところまでやります。iOSで動かすところは後日!
目的
kudan + unity + iPhone7でARサンプルアプリを動かす!
最終的にできること
【マーカーベースAR】
【マーカーレスAR(すごい!)】
環境
- Macbook Pro(開発環境)
- iPhone7(動作環境)
- unity 5.6.1f1 personal
- Xcode 8.3.2
- Apple Developerライセンス有料版(たぶん必要。無料で動かすならandroidかな)
- KudanAR Unity SDK 1.5
開発編
基本は以下のkudan公式wikiを見て進めて行きます。
[Unity Plugin]
- Introduction
- My First Augmented Reality App
- Building the app - iOS
あたりを見ればOK。以下ハマったところのみ解説します。
<My First Augmented Reality App:手順6>
プレイボタンを押すと以下ビルドエラーがでる。
エラーの文面をよく読むと
Application.bundleIdentifierの代わりにUnityEditor.PlayerSettings.applicationIdentifierを使えとあるためエラー発生箇所のソースを修正する。
僕の使ったSDKのバージョンだと、KudanTrackerEditorに3箇所、KudanTrackerEditor.csに1箇所ありました。
<My First Augmented Reality App:手順6>
1つ上の修正を施してプレイボタンを再度push!またもエラーです。今度は実行時エラーっぽい。
じつはこれはBuilding the app - iOSにヒントが書いてある。
以下に従ってAPI Key,Editor API Key,Bundle Identifierをセットする。
HierarchyのKudan Bundleをクリックすると表示されるInspectorにAPI Key,Editor API Keyを設定する。
さらにちょっと下に行ってSet App/Bundle IDボタンを押す。
Inspectorの表示が切り替わるので以下の図の左ボタン(下向き矢印)を押す。
Bundle Identifierを設定する。
少し上に戻って今度は真ん中のボタン(スマホ)を押す。
Bundle Identifierを設定する。
この状態でプレイボタンを押すとPC側で動作確認ができる。(はず)
それでは!
Tsukasa